マサチューセッツのローカル暮らし

アメリカ人旦那と結婚し、マサチューセッツに引っ越しました。アラサー女のアメリカローカル暮らしの日々の生活を気ままに綴っていきます。

【アメリカで歯列矯正】マウスピース矯正準備~スタートまで

なんだかんだ、矯正を始めてからあっという間に5か月も経っていました。

早い!

始めて以来全然更新できていないお決まりのパターンでしたので、矯正を始める準備からスタートまでをまとめます。

 

マウスピース矯正の準備

 

矯正を始める前に・・・スキャン

 

私が選んだのはマウスピース矯正。

有名なのは『インビザライン』メーカーのものですが、私が使っているのは『3M Clarity』のもの。

インビザラインがマウスピース矯正の総称だと思われがちですが、他にもいくつかブランドがあります。

私のクリニックではインビザラインも3Mも両方取り扱っていて、先生の見立てで私の歯には3Mがおすすめということで3Mになりました。

口コミなんかを見てもこの二つはあんまり変わらないのかな?

インビザラインの方が使用人口は多いように感じます。

 

このマウスピース矯正を始めるには、まずマウスピースを作るために自分の歯のスキャンを取らないといけません。

ということで、クリニックが決定したらまずは初診とスキャンです。

 

 

フリーコンサルテーションを経て2020年7月上旬にクリニックを決定しました。

(5月くらいからコンサルテーションに行ってたので1か月半近くかかった)

 

早速初回のアポイントを取ってクリニックでスキャン。

これがまぁすごいテクノロジーで!

スティックみたいなスキャナーで歯に沿うようになぞっていくとみるみるうちに私の歯がデジタル処理されて3D画像に。

更に噛み合わせだとか、噛んだときにどこにどのくらいの負荷がかかってるとかまでわかっちゃうらしい。

ものの30分くらいでスキャン含め診察が終了。あっという間です。

マウスピースが完成して矯正がスタートするは9月1日となりました!

 

『じゃ、9月までに歯抜いておいてね~』

 

って感じで締めくくられました。

 

抜歯後の歯の様子も今日のスキャンがあればわかってしまうらしいので

スキャン後の抜歯でもマウスピースの型には何の問題もないそう。へぇ~

 

 

 

矯正を始める前に・・・抜歯

 

 

ということで、次は歯医者さんで上下2本ずつの計4本を抜歯です。

 

かかりつけの歯医者さんはなかったので、Orthodonticsの提携先を紹介してもらいました。

矯正スタートの日付を歯医者さんに相談したら、抜いた後の歯茎の回復が必要だろうってことで抜歯の予定は7月下旬。

え、矯正まで1か月以上空くけど大丈夫なのかな、歯勝手に移動しないかな、と思いつつもどきどきの抜歯へ。。。

 

アメリカの抜歯って(特に親知らずの抜歯)、超強力な麻酔を使うから術後みんな意味不明発言や挙動不審になったりするビデオをよく見たことがあって

私もそれが恐怖で当日は旦那に車で送ってもらいました。

 

色んな人の矯正前抜歯レポを見る限り、スポーンと抜ける!みたいな人が多かったけど

私の場合、右の上の歯だったかな。。。1本しぶといやつがいて先生がペンチみたいなのでぐいんぐいん引っ張っていました。

他3本は割とスムーズに抜けたかな。

4本全部抜いて1時間くらいだったような気がします。(なんせ昔のことで覚えてない)

抜歯よりもその前の麻酔の方が痛みがあったりするよね。

 

手こずった右の上の歯のダメージが大きかったのに加え、

麻酔でうまくしゃべることもできなかったので

抜いた歯を持ち帰れるか聞きたかったけど、そんなパワーは残っておらず。

けど持って帰った後の処理に困るから、持ち帰らなくてよかったと今は思う。

 

終わってからはまるめたガーゼを2つくわえながら

けど麻酔で口がうまく閉じられないからよだれを垂らして帰りました。。。

痛み止めの薬は処方箋を持って近所のCVSにピックアップに行かないといけないので

これもまたよだれを垂らしながら行くはめに。。。

麻酔が切れだすと鈍痛だけど痛みがあったので痛み止めはかなり助かった~

抜歯した日は処方箋に従ってマックスまで痛み止め飲みました。

(結局麻酔はビデオのように強力なものじゃなく、平静を保てるレベルの麻酔だったので不信行動は見られず)

術後、特に腫れたりはしなかったです。

 

当日はもう何も食べる気にならず、スーパーのお惣菜コーナーみたいなとこでスープを買いましたが

柔らかく煮込んだ野菜も全然噛めず、全部ミキサーでつぶして完全な液体にして食しました。

そのあと1週間くらいは基本的に柔らかいもので。

外食してもクラムチャウダーとかばっかりでした。笑

 

慣れるまでは歯がスカスカで変な感じだったし、舌で抜歯後とか触っちゃうんだよね。今までの感覚と違って。

 

抜歯後の歯茎は穴があいてて、そこに血餅っていうのができて治癒していくんだけど

その血餅が取れちゃわないか心配で毎回歯磨きのときは気を使ってました。

食べ物も詰まりやすいしね。

確か1か月ちょっとくらいで元の歯茎になっていた気がするので、矯正の1か月ちょい前に抜歯を終えておいてよかったんだなぁと思いました。

 

かくして上下2本ずつ、計4本の健康な歯を失って歯抜けとなりました。

ここから隙間を有効活用して歯を引っ込めて並べていくよ!

 

いざマウスピース矯正スタート

 

アタッチメントの装着

 

さて、抜歯から1か月ちょっと、ようやく自分の歯抜けにも慣れた頃ようやくマウスピースをゲットする日がやってきました。

Orthodonticsへピックアップへ行きます。

 

この日は、マウスピース矯正を装着するために必要なアタッチメントを歯に着ける日です。

 

アタッチメントとは、マウスピースをしっかり固定しておくためのポッチで

歯と同じ色のため、色的にはあんまり目立ちません。

けどボコボコ・ザラザラするので最初は口の中で違和感があります。

唇の内側に触るから慣れるまで若干痛かったりする。

 

このアタッチメントの装着はどうやってるのかよくわからないんだけど、レジンみたいなやつで固めるのかな?

何かを噛んだり、光をあてたり、で処置してもらっているうちに奥歯を除くすべての歯の表面にアタッチメントを装着しました。

このアタッチメントの装着場所も人によって変わるよう。

前歯につけなくて大丈夫な人もいるようだけど、私の場合は前歯含め全部ついてます。

 

アタッチメントとは別に、銀色のネジっぽい見た目の部品も下の歯の奥から2本目に左右1本ずつつけてもらいました。

これは今後ゴムかけをするときにゴムをひっかける位置になります。

これもほっぺたの内側に当たるから、慣れるまでは食事のときとか気になったし何ならちょっと口内炎みたいなのできた。

けど割とすぐ慣れて今となっては口内炎も何もなく生活できてます。

 

 いざ、マウスピース装着

 

アタッチメントの装着が完了したらついに自分のマウスピースとご対面です。

先生にマウスピースのつけ方・外し方、つけたときの注意点、ゴムのかけ方などをレクチャーしていただき自分でも練習。

マウスピースつけて、ゴムかけて、外して、みたいなのを練習しました。

 

1日22時間の装着が目標とされているので、ご飯を食べるとき以外は基本的につけっぱなし。

マウスピース装着時は水以外は飲食禁止。

ご飯を食べるときに外して、歯を磨いてから付け直す、という感じです。

 

3Mのアプリで1日の装着時間をトラッキングできるアプリがあるのでそれで1日の装着時間を計ってます。

 

今回受け取ったのは、総マウスピース54枚のうち19枚が入った1箱。

まずは1週間周期でマウスピースを変えていきましょうとのことでした。

1番のマウスピースを1週間。1週間経ったら2番のマウスピースに交換です。

 

新しいマウスピースに変えたばかりのときは少し痛むかもしれないけど、

順調に進んでいれば、3日くらい経てば違和感はなくなってくるので

3日目を目安に違和感がなくなれば、1週間周期で次のマウスピースに変えてOKとのことでした。

もし違和感が続くようなら10日周期に伸ばしたり、と自分の歯のペースに合わせられるのもマウスピース矯正のいいところかも。

 

で、初回のマウスピースは慣れる用でもあるのか特に痛みは感じず。

 

 

次のアポイントは2か月後。

これから54枚のマウスピースでいかに歯が変わっていくのか、わくわくです!